2018年6月

1/3ページ

バス停の女

「あのバス停のベンチにいる女の人、大丈夫か?」「バス停…?」と、放たれた言葉に間の抜けた返事をした僕。「冗談だよな?」と、心配そうな感じで聞いてきた。先ほどからバス停は視界に入っているが、女性どころか人影さえ見えない。

Advertisement

とあるSNSのページ

中学の同級生の名前を検索してみた。すると、とあるSNSのページがヒットした。掲載されている写真を見ると、当時の面影あるので本人で間違いないようだ。「友達」のところにも、見覚えのある名前がちらほらあった。

深夜の住宅街

先週の水曜日、残業で遅くなって25時近く。辺りは一戸建てが多く建ち並ぶ住宅街で、静寂に包まれた中、俺と女性の2人だけが歩いていた。自分の足音だけが結構響く感じで、かなり気まずいなぁと感じていたところ、女性も俺の存在に気づいたらしい…。

スマートフォン

知り合いから聞いた話なんだけど、ある人がスマホに手を伸ばそうとすると、画面上を何か横切るのが見えたんだって。ただそれは、暗くなったスマホの画面に何か映り込んだだけだと思って、特に気にしなかったらしい。

マンションでの出来事

この1年は日本にいる事がほとんどなく、SNSでのやり取りがメインであまり気にならなかったが、こうして久々に直接会うと、あぁ~こんな感じだったよねと若干滅入る。ただ、こちらも調子を合わせておくに越したことはない。

雨の練馬でベーグルを買う

3ヶ月ほどご無沙汰だった練馬の『ベーグル & スイーツ 橙-daidai-』へ。購入したのは「枝豆なんとか(名前忘れたw)限定販売」と「きなこあんこクリームチーズ」と「いちじくマスカットレーズンのベーグルプディング」の3つ。

とある旅館

先月、とある旅館に泊まったおり、自分一人しかいないはずの部屋に他の気配があるような気がして、深夜に目が覚めた。目の前には、陰影だけが妙に強調された何かがいた。慌てて上半身を起こし、その何かをまじまじと観察した。

商店街

覚えがあるかも…。商店街の入り口の真ん中に立つ若い女性をあおり気味に、その頭上にある商店街の名称をあしらった大きな看板が映っていた。しかし、ゆっくりと記憶を辿る時間はなく、後ろ髪を引かれつつも身支度を調えると自宅を出た。

1 3