Macのテキストエディタは迷う

Macのテキストエディタは迷う

テキストエディタからIDEまで

Winで使っているエディタの話に続いて、Macで使っているエディタの話。

Macでは、OS 8.6や9の時から『ミミカキエディット』、現『mi』を使っていた。そしてOS Xに完全に移行した後も、Macではちょっとした文章書きにエディタを利用していた位だったので、あまり使い勝手とかは意識せずにそのままmiを使っていた。

その後、Web会社に勤め出し、HTMLコーダーとして会社で使用するマシンをMac mini 2.3GHz(私物。自宅ではほとんど使っておらず、眠ってた)にしたことで、(フリーの)テキストエディタ探しが始まった。

miは、通常の文章を作成するには使い勝手がよかったが、コーディングとなるとフィーリングが合わないというか、使い心地がイマイチ(個人の感想)で良さげと思われるアプリを色々とインストールしてみた。

その中で、『CotEditor』がコーディングツールとしては一番使い勝手がよかったが、このエディタは、ドキュメント1つに対してウインドウが1つ開く、SDI(シングル・ドキュメント・インターフェイス)モードしかなく(バージョン3.0.0+macOS Sierra以降の組み合わせでタブ表示に対応したようだ)、それがネックとなって常用までにはいたらなかった。

Winで却下したSublime Textは、もちろんMacでも却下w Atom、Visual Studio Code、Bracketsあたりは、まだ無かったか、あってとしても存在を知らなかった。

そして『Aptana Studio』で、一旦落ち着くことになる。まぁ、Aptana StudioはエディタじゃなくてIDEだけどね。

しかし、使っていたMacはMid 2011のMac miniのため、Aptana Studioを起動させると、アプリが落ち着くまで1、2分ほど掛かっていたように思う(2013~2014年頃の話)。この起動の遅さが地味にストレスとなって、『Komodo Edit』を試すことになる。Winのエディタの記事作成の時には忘れていたが、WinとMacで使用エディタを共通化しようとKomodo Editは、Winにも一時期導入していた。

そういった紆余曲折を経て、結局フリーのエディタは諦め有料の『Coda 2』に行き着く。

有料であれば、『Jedit X』も選択肢としてあったかもしれないが、Winの『秀丸エディタ』とたぶん同じ理由で使わずじまい。

Coda 2の唯一の不満は、行間の設定がフォント依存なところ。ここをCoda 2側で自由に設定できればなぁとは思うが、それ以外には特に不満もなく、「正規表現?なにそれ」って感じでも柔軟に“正規表現”を使った置換を行える点は、非常に魅力。

外出時のちょっとした作業のために、MacBook Proを買った際には、迷わずCoda 2のライセンスを追加購入した。

てなわけで、Coda 2をコーディングに、CotEditorがタブ表示に対応してからは、miを外してCotEditorをメモ作成などに利用している。