WinとMac、MacとWin

WinとMac、MacとWin

スキルが足りないからねw

仕事でCRTディスプレイ一体型のPerforma(5260だったかな)を使ったのが、最初のMac体験。そして、某所でDTPのオペレータ&デザイナーをやっていた時代は、支給されたPowerMac G4 MDDでOS 9.2.2+QuarkXPress 4.1+Illustrator 10+Photoshop 7を使い倒していただけに、そこそこ年季の入ったMac使いだと自負している。

しかし自宅でのメインマシンは、常にWindows系のOS搭載マシンで一貫している。PowerMac G4を買い、PowerMac G5を追加購入し、Mac miniやMacBook Proもさらに買って、Macintosh系のOSも、Classic Mac OS → Mac OS X → OS X → macOSと使ってはいるが、それでもメインマシンはWinなのである。

自作erでもあるので、自分が組み立てたマシンに思い入れがあるのもあるが、なぜWinなのかを考察してみた。そんなわけで、敢えて“宗教戦争”に足を踏み入れてみる(※以下、個人の感想)。

いきなり結論を云うと、
“自分のスキルを考慮した上で、目的達成の為の手段としてはメインはWindowsの方が都合がいい”
これに尽きる。

HTMLとCSSはバッチリ、JavaScriptはjQueryのプラグインのカスタマイズなら少々というスキルでは、バッチ処理をさせれば時間の節約になる作業である事は判断がついても、そのためのプログラミングのスキルがないため、自ずと「誰かが作成したプログラム(ソフト/アプリ)」に頼らざるを得なくなる。

(実例)とある企業の製品紹介サイトで、約100点の製品フォルダ(ディレクトリといった方がいいかもしれないが、ここでは敢えてフォルダで統一)が、親カテゴリーの中の子カテゴリーに収納されているという作りになっていた。ところがWordPressなどのCMSの類いは導入されておらず、ローカル側でサーバにアップするための素材一式を予め作成しておく必要があった。静的なHTMLファイルをはじめ、製品画像も各製品フォルダ内のimgフォルダに複数サイズを用意しておく、しかもその作業は半年毎にあり、製品はどんどん追加されるという仕組み。

この場合、複数の階層からなるフォルダを自動で一気に作成できれば、かなりの時間短縮になる。そういった“ニッチ”な需要を満たすソフトが、Macには残念ながらほとんど無いため、Winがメインなのである。

複数のフォルダを一括作成できるフリーツール『Text 2 Folder』

Windows:『Text 2 Folder』は、複数の階層からなるフォルダを一辺に作成してくれるポータブルアプリ。使用したいフォルダ構造を書き出したテキストファイルを作成し、そのファイルとルートフォルダパスを、Text 2 Folderにフィードします。

もちろん、ここに挙げたのはほんの一例で、他にも趣味方面でもニッチな需要を満たすソフトに、色々とお世話になっており、ものによってはMac側に有用なソフトがあって、Win側にはないという事もあろうが、趣味や仕事の環境を構築する上において、Macでなければ出来ないというシチュエーションはあまり多くはない。サイト作成の際に「Safari」での動作チェックを義務付けられている場合は、Macでなければ出来ないことではあるが。

もっとも、ブラウザの動作チェックでいえば、堅い職業のクライアントさんは「IE 11(さすがに今は“11”だが)」でしか見てない場合も多く、IE 11での見栄えを元に修正指示もあるため、それを考えるとHTMLのコーディングはWinでやった方が効率がいいよね、とは思う。

ちなみにMacには「Automator」がある事は知ってる。Automatorを極めれば、色々と“できる”のかもしれないが…。

仮にプログラミングができるようになれば、Macがメインになり得るかもしれない。しかし、ソフト面からのMacはともかく、ハード面からの今のMacは、Mac miniもMac Proも「発表会」の度に新製品よと待ち望んでいるが、いつも肩すかしで、今のところデスクトップの選択肢がない。しかも、できれば変態的にカスタマイズできるヤツがいいときたもんだw

以下、蛇足

現状Macの優位点は、「カラーマネジメント」と「プログラミング」の2点だと考える(※あくまでも個人の感想!)。

Macだとデフォルトでフォントがきれい、Winの場合はギザってると言われるがClearTypeを使えばと思うし(それでもMacの方が美しいかもしれないが)、その辺りあまりこだわってはない。アンチエイリアスが掛かっていない文字の方が、読みやすい事もあるので。

よって、メインマシンで重視するものとして、「カラーマネジメント」か「プログラミング」のどちらか、もしくは両方という事であれば、まず間違いなくMacになるだろう。ただ、重視するのがプログラミングだけであれば、LinuxもあるのでMacとは言い切れないかもしれない。

しかし、それ以外の使用目的で買うのであれば、フィーリングが合う方でいいし、両方を使い分けるのもいいんじゃない。一方を選んだら、もう一方は絶対に選べないわけではないのだから、と思うのであった。