不可思議

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信号機

スマホに夢中になって、信号機を見てなかったとかなら分かるんだけど、普通に横断歩道の手前に立っていて信号機も視野に入ってて、「青」のはずなのにその場を動こうとせず、点滅し出してから「あれっ、青信号だった」と気づく…。

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自動販売機

ピッという音がして、ガコンという音と共に商品が出てきた。オカルト的な話などした事のない麻里の真剣な物言いに怖じ気づいて、今の自動販売機の音にも、私はちょっとビクッとした。麻里を見ると、彼女もちょっとビクついている感じがした。

観光地のスナップショット

(決して自意識過剰なわけではなく)わざわざ私を探し出してまで声を掛けてくる。出立前どこに行くのか散々私に語っていた。そのくせその旅行に私を誘う事は一切しない。まぁ、A子に誘われても絶っっっ対に行くわけないが。

内容が変化する動画

複数の動画がランダムに再生されるのではなく、ある動画を再生すると観る人によって内容が変化することがある。そしてこの動画が話題になると、少なからずの人たちがトリックを疑って色々と調べた。

刀自

「こんにちは。ちょっと通らせてもらうよ」道路に熊のぬいぐるみらしき絵を描いていたその子は、顔を上げ「こんにちは」と元気よく私に返すと、かわいらしい笑顔を見せた。私は、絵を踏まないように気をつけながら、女の子の横をすり抜けた。

バス停の女

「あのバス停のベンチにいる女の人、大丈夫か?」「バス停…?」と、放たれた言葉に間の抜けた返事をした僕。「冗談だよな?」と、心配そうな感じで聞いてきた。先ほどからバス停は視界に入っているが、女性どころか人影さえ見えない。

とあるSNSのページ

中学の同級生の名前を検索してみた。すると、とあるSNSのページがヒットした。掲載されている写真を見ると、当時の面影あるので本人で間違いないようだ。「友達」のところにも、見覚えのある名前がちらほらあった。

深夜の住宅街

先週の水曜日、残業で遅くなって25時近く。辺りは一戸建てが多く建ち並ぶ住宅街で、静寂に包まれた中、俺と女性の2人だけが歩いていた。自分の足音だけが結構響く感じで、かなり気まずいなぁと感じていたところ、女性も俺の存在に気づいたらしい…。

スマートフォン

知り合いから聞いた話なんだけど、ある人がスマホに手を伸ばそうとすると、画面上を何か横切るのが見えたんだって。ただそれは、暗くなったスマホの画面に何か映り込んだだけだと思って、特に気にしなかったらしい。

マンションでの出来事

この1年は日本にいる事がほとんどなく、SNSでのやり取りがメインであまり気にならなかったが、こうして久々に直接会うと、あぁ~こんな感じだったよねと若干滅入る。ただ、こちらも調子を合わせておくに越したことはない。

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